1.新しい家


山と海に囲まれたプリーザントビュー。
そこへ若い男性4人が引っ越してきました。



そう、たぶんおなじみの2世帯の面々がやってきました。
もうすでに2世帯ではありません。同居です。


リセットボタンにより全てがリセットされた4人。
しかし、親友2人の絆までは消せなかったようです。

「あ! 薫!」

「あぁ、直帆か。…少し雰囲気がかわったな?」

「へへ、そう? でもよかったー。なんか知らない人と暮らさなきゃいけないのかと思った! 薫が居てくれるなら安心だね!」



「知らない人…。あぁ、そうだな。直帆大丈夫だ」

(…―? 知らない人? 確かに。他のなんだかちゃらちゃらした感じの2人は見たことが無いな…けど…何か知ってるような…)


「あのーはじめまして、俺早瀬ヒロ!」

「あ、あぁ。一ノ瀬薫だ。よろしく」

一番遅くやってきた朋聡さんもやっとやってきました。

「あ、ヒローがいるー。よかったー」



(・・・?この男…何かひっかかる…)

そのとき、直帆さんは植木が気に入らなかったらしく、うげーっ。

ああ、もう、4人いるとどうしていいやらわかりませんね!
では、やってきた朋聡さんを見てみましょう。



「はじめましてー。俺橘朋聡。まー別に正直あなたより向こうの人が気になってるんですけどー とりあえず近くにいたし挨拶しときますー」

「あ、はい…柏木直帆です・・・」

「なんかお金かかってるーって感じの家だよねー」

(あ、なんか指の先痛い…爪切り過ぎちゃったかも…)



「ねーって、聞いてないですねーへへー」

「あ、すいません、なんですか」



「お金が〜って話してたんですけどねー」

「お金?」



「そんな、初対面の人とお金の話なんて!」

「いや、そういうことじゃないんですけど…」

「だいたいそういうことは…」



「あー、もういいです。すいませんでした〜」

うしろで当たり障りの無く天気の話をして仲良し度を上げた薫さんとヒロとは
全く違う結果となってしまいました。

やはり今回もあまりこの2人は相性がよくなさそうです。

久々なこともありわけのわからない1回目でした。

つづく