38.チューン


※管理人。うっかり間違えてこの38を消去してしまい、
 手元に全くデータがないという状態に…凹
  とりあえず復旧というか、作り直す気力が戻るまで簡易版38話をご覧下さい。


「と、朋聡…すまなかった。な…何か怒ってるのか?」

薫さん、鏡にむかって練習中です。


「ふ…二人で出かけないか? ・・・・・ダメだ…」

とても言う勇気なんて湧く感じではありません。


数時間後



ブルルン・・・・


・・・無事、誘えたようですね。ってあれ・・・薫さん、ヒロも乗ってますけど…

そう、薫さん、やっぱり二人で、なんていえなかったんですね。
「…と、朋聡。その。新しくできたホテルへ遊びにいかないか・・・・・みんなで」
とでも言ってしまったって感じでしょう。

そんなこんなホテルに到着。


シルビアどんな顔だよ…。
と、まぁつっこみはおいといて。
車を止めた後、ちょっと相撲がらみのトークを交わしてみんなでダーツです。

「さすが薫〜! 全部真ん中じゃない〜!」

といいながら、それが自分の幼馴染で親友ですといわんばかりに誇らしげ。


ひと盛り上がりしたところで、ヒロが気を遣って直帆を誘い移動。

(それに…直帆との仲を進展させるいいチャンスかも…)

(二人っきりなんて心の準備が…)
朋聡は怒ってるかもしれないのに、気まずくなったらどうする…と不安な薫。
「どうしたんです〜?早く投げてくださいよ〜」


「へへ、薫さんどうせまた真ん中にチューンなんでしょー」
(あ、あれ…おこって…ないのか?)

もしかして乗り越えたかもしれない、ほっとする薫であった。

つづく