23.アギャハー
「俺、猫のほうが好きなんだけど。ヌクヌクは可愛いね。凄く気に入っちゃった。
(マヌケな顔が・・・・)」
朋聡さんはいたくヌクヌクが気に入ったようで、かなりかまいまくってました。
(このヒト、トモ。凄く遊んでくれるであります♪)
しかし。最近家族の一員になったばかりのロビン。
そう、サーボロボのロビンです。ただの雑用係ロビン。
お前は奴隷だと言わんばかりに雑用ばかりを延々とさせ、
ほったらかしすぎたようです。
「パケペコポケケカ★&¥:+◆〜〜」
・・・・・踊りながら走り出しました。社交下がりまくり。
限界が近い彼は、本能か、ご主人である朋聡さんの近くまで
踊り走りをしてきて停止してしまいました・・・・・・。
「ボケバミョマ★ノヘ・・・・マッキョン!!」
ぷしゅー・・・・
ま・・・・・・まっきょんっていった!!????
まっきょんってそういう感じのことだったの!?
朋聡さん・・・責任とって下さい。
「あーもーめんどくさーい・・・・」
あーもーじゃありません。あなたが雑用させすぎたんですから。
「トモそれ大丈夫? なおせんの?」
「んー・・・俺、たぶん技術スキルゼロなんだけど・・・」
(トモなにやってるでありますか?・・・ふんふん)
「あ、ヌクヌク。危ないから近寄っちゃダメ・・・って」
アギャハァァァ!!!!!!
(うおっ! あぶないでありますな! 間一髪であります!)
「ほらね、やっぱこうなったか…こっちおいでヌクヌク」
朋聡さんの命は助かるのか?!
つづく