11.さよなら朋聡さん

最終手段。それはなんてことないただの・・・・


「"住む場所を探す"…と。ん〜・・・あ、あった。シムブル・・・」

賃貸のシムブル?なんだか聞いた事あるような響きですが・・・・
朋聡さん、もうこうなったらお引越ししてみるしか方法は残ってなさそうです。
椅子に座ってる間、階段のぼる時とかなら普通なんですけどね。朋聡さん。移動となるとやっぱり・・・

「まぁ、とりあえずこの家を出る・・・と」

その頃同じ屋根の下では・・・

「ドコドコドコドコ〜♪ジャジャ〜ン♪」


ノリノリです。友達の奇病なんて気にせず、ドラマー気分でドコドコ言ってます。
ちょっと! お友達が今まさに引っ越そうとしておりますよ!

「ウンパーウンパー♪」

ちなみに、スクリーンショットがありませんが、
ヒロの真横で直帆さんと薫さんが語ってました。

「それでねー。そのお客さん、意味の判らない苦情を言ってきてね〜?」

「あぁ、それは大変だったな」

家でショップをやってると、意味の判らないところで苦情言われますよね。
ウチのいたいけな直帆さんに苦情言うなんて信じられない!! どこのバカモノだ!
(というか、管理人が親バカ)




「さて、これであとはタクシーを待つのみ・・・」

すてててててー

あ、ヒロが走ってきてくれましたよ!!


「あ、トモ引っ越すの? じゃねー」

シムたちってあっさり別れを告げますよね。
まぁ、そりゃそうでしょうけど。もっとちょっと寂しい顔くらいして欲しいもんだなぁと。
諦めがいいんでしょうか。「どうせ止められないんだし、それなら明るく見送ろう」とか・・?
そう考えたらちょっと切な・・・w 仕様だといえばそれまでですが・・・

パッパー!

(あ、タクシーきたきた〜)


語り合っている二人は気付くことなく、また、朋聡も挨拶をすることなく
ただ横を通り過ぎるだけなのであった・・・・

さようなら、朋聡さん・・・
つづく